ソラマメブログ

2008年05月09日

BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)

では、先ほど作ったワイングラスをスカルプテクスチャに書き出します。

まず、EDITモードからOBJECTモードへ切り替えます。
(スカルプの書き出しは、基本的にオブジェクトモードで行います。
また、時々、テクスチャの割り当てがうまくいかず、テクスチャへのオブジェクトのリンクが外れてしまっているときがあります。
そういう時は、UV Face Selectモードでテクスチャがちゃんと割り当てられるようにします。)

BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)


  1. パネルを「Scene」パネルに切り替え、「A」キーを押して、オブジェクトを選択します。

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)


  2. 「Scene」パネルの中ほどにある、「Bake」タブを開き、その中の、「BAKE」という大きなボタンをクリックします。

    横の「UV Image Editor」(表示されていないときは、先に表示してください)を確認してみてください。虹色のスカルプテクスチャが更新され、変化したのがわかりますでしょうか?

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)


  3. 「UV Image Editor」のメニューの中から、[SAVE AS」を選択し、画像の種類は、TARGA(または「TARGAraw」)にして、画像を保存します。

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)


  4. 書き出された画像↓

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)


  5. ブレンダーのファイルは保存して、ブレンダーを終了します。




やれやれ。

やっと、できましたよ~。

BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)

はい。先に紹介した、スカルププレビューアーで書き出したスカルプマップを確認してみました。
エッジもきれいにできています。


いよいよ、SLに持って行きますね♪
後の工程は色々と記事も目にしますので、さらっといきます!


  1. SL起動してください。


  2. ファイルメニューの「Upload Image(L$10) 」で、先ほどの画像をアップロードします。

    BLENDERでスカルプテッドプリム:その1(ワイングラス)

    アップロードの画面で、タイプをSculptedにすると、アップロード前にプレビューできます。
    OKですね?(*^^*)


  3. 基本プリムを1つ作成します。キューブ、シリンダー、スフィア、基本プリムならなんでもいいです。EDHITツールのオブジェクトタブで、「Building Block Type」を「Sculpted」にします。そうすると画像のプレビュー画面が出てきますので、先ほどの画像をINVENTORYからドラッグしてきます。


  4. その下の、「Stitching type」を「Cylinder」に変更し、SLに持ってきたことで、多少変わってしまった、縦横比を編集して調整します。

    ここもやりたいんですけど、今、SLに画像が上げられないので、(またトラブル;;;)ここは、やりません。すみません。




できました。

後は、好みのテクスチャを貼ったり色をつけて完成です。

それらしいテクスチャを設定するために、UVマップというのを使用し、ブレンダーとフォトショップでそれらしいテクスチャを作成しておき、その画像を設定することもできますが、それは、次に帽子とかを作ったときに、やりたいと思います。


んでは。


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